『古きをたずねて、新しきを知る』
木造建築科では、毎年伝統建築技術を学ぶことを目的に、校外実習に出かけています。
今年度は2回実施し、伝統建築に触れることで、先人の残した技術を学んできました。
◆石谷家住宅、諏訪神社(八頭郡智頭町) 令和元年11月22日
山々が紅葉に彩られる頃、木造建築科は晩秋の智頭宿を訪れました。
智頭宿は伝統のある宿場町で、街の至るところに多くの木造建築物が存在します。
その中でも有名な「石谷家住宅」と「諏訪神社」を見学しました。
「石谷家住宅」は、大正時代に建てられた大規模な木造家屋で、国の重要文化財に指定されています。また、敷地内にある日本庭園もよく知られています。
ガイドさんの説明を聞き「石谷家住宅」の内部を見学しています。立派な柱ですね。
大きな柱と梁を組み合わせた小屋組みを学んでいます。
和室の内部も素晴らしいデザインです。
続いて、石谷家住宅の裏手にある「諏訪神社」へ向かいました。
神社へと続く石段です。周りの木々は綺麗に色づいていますね!
諏訪神社の社殿です。細部にまで、素晴らしい建築技術が施されています。
◆美保神社(松江市美保関町) 令和元年12月24日
所変わって、一行が訪れたのは島根半島の先端、美保関の「美保神社」です。
見事な伝統建築です。荘厳な社殿の構えに圧倒されますね!
細部の建築技術にまで目を凝らし、真剣なまなざしで学んでいます。
先人の残した素晴らしい伝統建築に触れ、木造建築の技を学ぶよい機会となりました。
大工さんとして羽ばたく日が間近に迫ってきましたが、いい刺激になったのではないかと思います!