ヨコグラノキ(鳥取県:絶滅危惧2類)の花が咲いています。葉だけの時には見つけにくいですが、花が咲いているこの時期は見つけやすいです。
牧野富太郎博士が1884年に高知県の横倉山で発見したのが和名の由来だそうです。牧野博士は横倉山だけに自生していると思っておられたのですが、その後ヨコグラノキが日本各地で発見され落胆されというエピソードがあると言われています。
日野郡内では6月~7月に開花します。花は黄色で直径3mmほどで小さいです。花序は先端近くの葉腋に出ます。
葉は互生ですがコクサギ型葉序と呼ばれ、左、左、右、右、、、2枚単位で互生しています。花がない時にはこの特徴的な葉で見つけるのがいいと思います。
石灰岩の崖地や渓流を探してみたら見つかるかもしれません。
日野振興センター 2020/07/07