2年生3名は県内の花き農家さんのところへ26日間研修してきました。
それぞれの研修について、
(1)作業内容
(2)農大との違い
(3)学んだこと
をインタビューしました!
【桐原くん】
日南町の花壇苗農家である足立さんのところでお世話になりました。
圃場にはコスモスやダリア、ブルーサルビアなどの色とりどりの花壇苗が並んでいました。
(1)土入れ、播種、スペーシング、出荷準備などさまざまな作業をさせていただきました!
(2)農大と違い、土入れが機械化されていたり、出荷準備でどのように苗を配置したらキレイに見え、高値が付くかなどを考えながら作業をされていました
(3)特に、毎朝の生育確認の重要さを知りました。
毎日しっかりと自分の目で作物を見て、変化に気づくことが大切だと教えていただきました。
農大でも日々の観察を怠らず、変化があればすぐに対応できるようにしたいです!
【小谷くん】
北栄町の(有)村岡オーガニックさんのところでお世話になりました。
みなさん、研修生の私を仲間として優しく、時に厳しく接してくださいました。
(1)花壇苗の出荷準備、挿し木、摘芯、補植、播種、追肥、土入れなどをやらせていただきました!
(2)付加価値をつけるために、オリジナル品種の開発・育成をされています。
ペチュニアの‘マドンナの宝石’ピンクはフラワー・オブ・ザ・イヤー2010(最優秀賞)を受賞されたそうです。
また花きコースの学生にはない、「無駄をなくし、効率よく作業する」という意識をみなさんがもっておられると感じました。
(3)何事も「いかに時間をかけないか」、「自分のやり方に間違いがないかを常に見直す」、「今の自分に満足しない」ことが大切だと学びました。
定植作業をしている際に、
「今のやり方では無駄が多いから、周りをみて自分との違いを見つけ、もっと早く作業できるように考えながら作業をしてみて。定植は穴をあけて、そこに苗を入れて、土を入れる。それ以外は無駄な作業だよ。」
とアドバイスをいただきました。
自分には無駄が多いため、今まで作業に時間がかかっていたことを気づかされました。
【久保田くん】
北栄町の(株)Agriすぎかわさんのところでお世話になりました。
(1)トルコキキョウやアスターの出荷調整作業、ストックの播種と八重鑑別、稲刈り、小松菜の収穫などをさせていただきました。
(2)規模の大きさはもちろんのこと、従業員一人一人の農作物を育てるにあたり、意識の高さが違うと感じました。
(3)いかに無駄な動きを無くせるか考えることを教えていただきました。
農家さんのようなスピードではまだまだ作業できませんが、研修初日の自分よりは必ず成長していると思います。
花の調整をする際に、ハサミは置かずに持ったままの方が時間を短縮できる事や、花を置く向きを少し変えるだけで手の動かしやすさが変わる事など、学んだことをあげるとキリがないです!
とても良い研修をさせていただきました。
3人とも研修前に比べ、一回りも二回りも成長して帰ってきました!
お世話になった、足立様、(有)村岡オーガニック様、(株)Agriすぎかわ様、本当にありがとうございました。