本校では、「輝太郎」、「西条」、「富有」などのカキを栽培しています。
10月15日、「西条」の今年初収穫を行いました。青みが抜け、オレンジ色に色づいた果実を収穫していきました。ヘタと果実があたって、果実が傷つかないように注意しながら、収穫した果実をコンテナに詰めていきました。
「西条」は渋柿のため、収穫後、脱渋処理を行いました。
脱渋の方法はいくつかあるのですが、本校では、果実とドライアイスを専用の袋に入れ、密封する方法で行っています。学生たちも、想像以上に簡単な方法だと感激していました。
(↑左の写真では、掃除機を使って、袋の中の空気を抜いています。その後、袋の口をしっかり縛れば、右の写真のように、袋と果実がピタッとひっついた密封状態になりました!)
脱渋処理開始から4日後、渋がちゃんと抜けているか、チェックしました。すると、青みが残っていた果実は、渋は抜けているものの、甘さがイマイチでした。収穫作業で、もっと厳選する必要があったと反省し、今回は青みの残る果実は出荷しないこととして、調整作業を行いました。
11月中旬頃まで、道の駅犬挟や、満菜館などの農協直売所に出荷予定です。見かけた際には、ぜひご賞味ください。