HPに載せるのが少し遅くなりましたが、10月7日に今年2回目の削蹄を行いました。
牛は1ヶ月に蹄が1cm伸びるため年に2回削蹄をする必要があります。削蹄をしないと蹄が伸び続け、起立し辛く、起立時に余分なエネルギーを使うことになります。さらに歩行が不安定となり転倒の原因にもなりかねません。また、蹄は「第2の心臓」と言われており、蹄の中には多くの血管が網の目状に走っており、蹄を踏み込む事により、心臓から遠く離れた血液を心臓まで送り返すポンプの作用が備わっています。そのため蹄の削蹄や管理の管理はとても重要になります。
この日は、2年生が中心となり、歩くのを嫌がる牛を一生懸命引いて枠場に入れました。2年生は削蹄師さんの技を間近で見るのがこれで最後となります。いろいろな技術をしっかり脳に焼きつけて農大を旅立ってもらいたいと思います。
■力持ちのF君、率先して牛を引っ張ってくれました。
■一生懸命引っ張るもなかなか枠場に入らない。
■みんなで尻を一生懸命押すも動かず・・・さすが650kgの四輪駆動。
■匠の技を身近に
■Befor、Aftar