みなさんこんにちは!
土木システム科は令和2年10月30日に開催された、鳥取県県土整備部・鳥取県建設技術協会主催の鳥取県県土整備部測量競技会に参加しました。
平成29年度から声をかけていただき、並み居る猛者たちを相手に、日ごろ磨き上げている測量技術の腕試しにとチャレンジを重ねてきましたが・・・、なんと!今年度は出場18チームの中で「優 勝」という結果を勝ち取ることができましたっ!!
それでは競技会当日の様子を種目順にレポートしま~す。
( 写真 1 )
◆ 第1種目は水準測量から。標尺まで距離があるので、目盛りを読むのには慣れも必要です。
※水準測量では地形の高さを測ります。
※標尺とは高さを測る大きな物差しで、スタッフとも言います。
◆ 第2種目は歩測距離及び目測でしたが、練習の成果が出すぎて訓練生の測るのが早すぎ、写真撮影が間に合いませんでした・・・(泣)
※歩測距離では歩いて距離を予想します。
※目測では丁張(ちょうはり)という角度の付いた板の傾きを見た目で判定します。
( 写真 2 )
現地で水準測量の精度を確認中。寒くて鼻水が止まりませ~ん。
毎年、ゼロの状態の4月から積み上げてきた測量実習と、競技会前には本番を想定した練習を行うなどして競技会に備えていましたが、出場チームのみなさんが強いのはもちろん本番の緊張やハプニングなどあって、これまでは上位に入ることが精一杯でした。
( 写真 3 )
◆ 第3種目はトラバース測量です。訓練の成果が発揮され、順調に進めていきます。
※トラバース測量では現地に設置されたいびつな六角形の面積を測ります。
( 写真 4 )
トラバース測量の室内での面積計算も練習通り順調に進み、精度もこれまでで一番の結果が出ました。
本番に強いっ!!
練習でも、思うような結果が出なかったり、役割分担を変更したりと試行錯誤を繰り返し「上位入賞を狙えるかも?」というあたりまでは精度を上げてきたつもりでしたが、想定外(..と言ったら訓練生に失礼..)の優勝という結果となりました。これも日頃の訓練はもちろんですが、合同練習に協力いただいた倉吉農業高校環境科、中部技士会、鳥取県建設技術センターのみなさんとの切磋琢磨のおかげと思います。
この「優勝」を自信に、測量以外の訓練にも一層精進してくれることを期待しています。