春のような暖かい日があったり、大雪が降ったりと慌ただしい天気が続いていますね。そんな中、果樹コースの学生達は、赤ナシのせん定を進めています。
農大では、鳥取県園芸試験場育成の期待の新品種「新甘泉」をはじめ、「王秋」「新興」など12品種の赤ナシを栽培しています。品種によって、枝の伸び方や花の着き方が異なるため、せん定の仕方も異なります。各品種のせん定が始まる前には、1年生の担当者がせん定の仕方を説明します。
品種が多い分、覚えることが多くたいへんですが、最初の頃に比べると、少しずつペースアップしてきました。せん定は熟練の技術が必要であり、上手にできるとはまだまだ言えませんが、少しでも上達できるよう、日々頑張っています。
赤ナシのせん定が終わっても、モモ、リンゴ、カキのせん定がまだ残っています。また、3月には、ブドウハウスの被覆が控えています。忙しい春が着々と近づく中、計画的に作業を進めていければと思います。