8月~9月にかけて今年の果樹コースの取り組みとしては大きなイベントがありました。
まずは、「新甘泉」の台湾への輸出、販売です。
輸出梨の選果場として登録されている倉吉選果場で選果を行いました。害虫チェックを念入りにして箱詰めをしました。2年生がインターンシップ研修中で不在の中、1年生が一生懸命頑張りました
果実は無事に検疫を通過し台湾に到着いよいよ販売です。売り場と店頭には学生達が写っているポスターが張りつけられました
販売初日はお店と農大をオンラインでつなぎ、通訳の方を介してお店の方と意見交換を行いました。画面越しではあるものの現地の様子をうかがうことが出来、異国の地で自分たちの梨が売られていることを実感した瞬間でした。
輸出の取り組みはテレビ局に密着取材をしていただき、素晴らしい番組を放映していただきました。ありがとうございました!
輸出と同時に、東京パラリンピック選手村へも新甘泉を提供させていただきました。
輸出とパラリンピックへの梨提供は農業大学校におけるGlobalGAP取り組みの大きな成果となりました。今後は世界基準のGAPを学んだ学生たちが、就農後にもGAPの取り組みを継続して、世界に羽ばたいてほしいと願っています。