朝7時に市場に着きました。賀露では4隻全船の入港がありました。
駐車場で合羽に着替えていると、なんと長靴を忘れるといった大失態をしてしまいました。土日の運動会や育児の疲れか、などと思いながらも情けない思いでした。気を引き締めて市場に入ると、市場では、活気一杯、荷卸し作業が行われていました。
9月からソウハチの水揚げが絶好調です。今日も2,500箱以上ありました。しかし、ソウハチは誰でも獲れる訳ではなく、潮の流れ、網やロープの使い方から巻き上げスピードなど、漁師の腕の見せ所として、とても奥が深いとのこと。とても興味深いお話しを聞くことができました。
次に多かったのはマダラです。まずまず獲れているようです。今日は箱数は前回より少なめでしたがサイズ感が9月と全然異なり、今回は大きかったです。マダラも時期によって獲れる水深が異なり、また獲れる時間帯や魚探反応も特徴的で船長の長年の経験が必要とのこと。興味深いです。
そのほか、ニギス、ヒレグロ、メイタガレイ類、スルメイカ、モンガレイ、キダイなどとても色々な種類の魚が獲れていました。このように沢山の魚介類を獲って来てくださり、私たちの食卓を豊かにしてくださり感謝です。魚があることが当たり前ではないことを肝に銘じたいと思います。
大型クラゲは浅場では9月に比べると大分減ってきたとのこと。ただし、深場にはまだいそうなので注意して欲しいことを伝えました。第一鳥取丸では、現在、ズワイガニ漁期前トロール調査中です。クラゲの状況などもしっかり監視し、情報発信したいと思います。
漁師さん達は3週連続で1週間近い航海でさすがにしんどい(疲れた)とおっしゃっていました。今日の午後から海況が悪化するため、少し休みになりそうです。これからもどうか事故などに気を付けて大漁を祈っています。