爆風が吹き荒れた週半ばから一転、秋晴れの気持ち良い日和となりました。
10月15日は、船曳網漁の解禁日です。
出勤の際に、美保湾で操業している船団を発見し、ちょっと寄り道し弓ヶ浜展望台で写真撮影。
初日の今日は様子見、魚群の探索から始まりますが、夜見町付近で2船団が操業したようです。
早速市場に向かってみると、やはり初漁ということもあり普段より活気に満ちた様子でした。
漁獲物を見させてもらうと、…ん?今日はアジ漁の解禁日だったっけ?と感じさせる程にアジだらけ。
初漁のこの時期はカエリ(シラスが成長したもの)も少なく綺麗なシラスが上がる印象があったので、
びっくりしました。選別部隊も普段より多いのですが、それでも凄く時間がかかっていました。
そんなわけで少し選別を手伝わせていただいたのですが、やはりシラス(カタクチ)は
海のコメといわれるだけあって、群れにつく魚も多いのでしょう、様々な魚がみられました。
サバ、サゴシ、アジ、スズキ、アカビラ(カンパチ幼魚)、カマス、エソなど魚食性の魚をはじめ、
チヌ(クロダイ)、メイタガレイ、ミノカサゴ、アオリイカ、シロギス…等々、
本当にたくさんの魚が入っていました。
選別された後は緑のカゴに入れて市場に並べられるのですが、半分以上アジのカゴが占めていました。
アジが多い初日となりましたが、これから12月ごろまでシラスのシーズンとなります。
今漁期も活気に満ちたものとなることを期待しています。