本日は網代船5隻、田後船3隻の入港がありましたが、週末にお祭りがあるため、いずれの船もすでに母港に向けて出港しており、船頭とお話しが出来ず残念でした。
市場に着くとまず目についたのが、メカジキでした。時々、沖底で入網するそうです。
境港市場もソウハチ、マダラ主体でした。ソウハチは2000箱以上の水揚げがあり、見ごたえがありました。マダラは2入り、4入りあたりが主体で全体的にサイズは大きかったです。
次に多かったのは、ホッコクアカエビです。これらは、ちょっと漁場が違うようです。そして、本日測定ではお目立てのハタハタがわずかですが水揚げされていました。
そのほか、ちょっと変わり種では、めんたい(ヨロイイタチウオ)、しず(イボダイ)、カイワリがありました。
沿岸ものを見ると定置網でマアジが獲れ始めていました。サイズも良く、大~中サイズ主体でした。そして、数はまだ少ないですが、サワラ(3入り、7~8kg程度)も獲れていました。ようやく低調期を脱しつつあるようでほっとしました。
境港の小底も4隻出漁しており、マダイ、チダイ、キダイなど色とりどりの魚が獲れていました。水深70m前後で操業している感じです。今獲れたばかりと言わんばかりにどれも輝いていてとても美しかったです。
あと、島根で水揚げされたものですが、全長50cmを少し超える1.9kgのキジハタがありました。クエと並んでも負けてないです。活魚じゃないところが惜しいです。
そのほか、ベニズワイかにかごは1隻の入港がありました。かごには色付きのテープで規格が分かるようになっていました。旋網船も1隻入港していました。市場調査を無事終え、市場の空気だけでも、うまいと感じました。