11月に入りました。
海況・月相ともに良く、水揚げも安定し絶好の市場調査日和が続いています。
本日(2日)も大山にかかる朝焼けが綺麗で清々しい朝を迎えました。
そんな11月1、2日に行った市場調査の模様をお伝えします。
最近の漁獲物組成は前回の調査時から大きく変わらず、主体はアジ・サバです。
サバのサイズは当歳魚が主体で、時折体長30cmを超えるような個体が混じっています。
マアジですが、前回の調査時から変化があり、前回の体長20~30cm主体から、当歳魚が大きく増加しています。当歳魚のサイズも、大きいものは13cm前後ありますが、小型のものは8cm程度のものも比較的多く、かなりばらつきがある印象です。イワシ類は相変わらず細々と水揚げされています。
変わったところとしては、購入したマアジの中に、モロが混ざっていました。
境港で水揚げされるマアジの中には、「青アジ」と呼ばれるマルアジ等、マアジ以外のアジも混ざっているのですが、モロはかなり稀にしか見かけません。(過去1回だけ)
ちなみに下の画像で言うと、上がモロ、中がマルアジ、下がマアジです。それぞれ、体型や鱗の付き方が違うようです。
その他、カマス、ブリ、マダイ、マトウダイ、ソウダガツオ、サワラ、シマフグ、トカゲエソなどが水揚げされていました。