農大にある果樹も、だいぶ落葉してきました。来月から本格化するせん定作業を前に、今月は、農大にある全ての樹種について、花芽(花を咲かせる芽)や葉芽(葉や枝となる芽)の着き方を勉強しました。
例えばこちらは、サクランボの花芽の写真(※右の写真は、左の写真の矢印部分を拡大したもの)です。まるでカメノテのようですね。ぴょこぴょこしている1つ1つが花芽です。
4月になると花束のように花を咲かせ(左写真)、6月には美しい果実を成らせます(右写真)。
葉芽がどのように着いているのか、花や果実がどのように着くのかがイメージできなければ、せん定作業はたいへん困難です。「ここに果実がなるから、せん定のときには、この辺りで枝を切り返して…」という具合に、2年生が1年生に説明をしてくれました。
(左上:ブドウ、右上:ナシ、左下:カキ、右下:ウメ の写真)
間もなく、1年生にとっては人生初のせん定作業を迎えます。果樹の作業の中で、最も難しい作業かもしれませんが、頑張っていきたいと思います。