防災・危機管理情報


2022年1月24日

2022年1月24日(月)沖底市場日記@県営境港市場

 本日、網代船4隻、境船2隻、田後船1隻の水揚げがありました。

 今年の1月は時化が多く、なかなか出漁出来ない状態が続いています。しかし、ようやく今週は海況が安定する予報で、荷揚げが終わるとすぐにみな出港しており、漁師さんとお話しすることは出来ませんでした。

sengani sengani2

 こういう時はひたすら測定に専念します。

 鮮ガニの測定枚数が活ガニに比べると少なかったので、まずは鮮ガニの測定を行いました。大型パレットの上に並べられた松葉がにの測定は特に大変です。パレットの上にのらないこと、脚を隙間にひっかけないこと、選別の邪魔にならないことなど、気を遣うことが多いです。また、ずっと中腰で作業しているため、体力的にも厳しいです。パレットの縁辺部のカニをどんどん測定しました。

 いつもは、輪ゴムで鋏が縛られていますが、ときどき外れているのがあり、気づかず測定して、今日は久しぶりに思いっきり指を挟まれました。パレットの上のカニが元気な証拠ですね。

hata hata2

 続いてハタハタの測定です。ハタハタの漁獲はまだ本格化していないようですが、数は少なくても県内の体長組成を把握するため測定します。体の外からでも卵をもっているのが分かりました。

 

 そのほか、島根県のかご漁によるズワイガニも水揚げされていました。6隻全船の水揚げがあり、見ごたえがありました。途中、仲買さんや漁協販売職員さんと最近の相場やサイズのお話しをすることが出来ました。

shimane shimane2

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 沿岸ものは、釣りもののサワラ、小底、刺網のマアジなどが水揚げされていました。

 どれも光り輝いていて美しかったです。

 今年も安全と大漁を心よりお祈り申し上げます。市場調査へのご理解とご協力をお願いします。

sawara kosoko

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