例年であれば、茨城県つくば市などで開催されている本研究会。全国の試験場研究員の方々の勉強の場であり、農業大学校の学生にはなじみのうすい会です。しかし、今年度は新型コロナウイルス蔓延防止の観点から、2月1日、2日にオンラインで実施されることとなりました。学生には少々難しい部分もあるかと思いましたが、様々な樹種の最新情報を知る良い機会として参加(聴講)することとしました。
今回の研究会では、リンゴ、ナシ、カキ、ブドウなどで近年取り組まれた研究事例について紹介がありました。
みんな真剣に聞いています。
全国の試験場・大学で研究された内容とあって、非常にレベルが高いと感じた学生が多かったようです。学生に感想を聞いたところ、接触刺激を利用したブドウの新梢管理方法や、(農大にはない)リンゴのジョイント栽培など、それぞれ興味を引くものがあったとのこと。多雪地帯では、2m近い積雪に耐える栽培技術が検討されており、産地ごとの課題があることを痛感した様子です。
研究会の内容については、全員レポートを作成し、後日職員の方で確認予定です。レポート作成をとおして、話をただ聞いただけで終わらず、学生自身の知識として習得していければと思います。