14日に境港、16日に賀露で市場調査を行いました。境港では、田後船1隻、境港船2隻、網代船2隻の入港がありました。網代船はアカガレイ、ハタハタ主体、田後船・境港船はズワイガニ主体で水揚げされていました。
ハタハタは、徐々に水揚げ量が増えて来ています。1隻当たり400~500箱水揚げされていました。現場で測定していた感じでは、昨年と比べて、銘柄4番でも大きく感じます。恐らく、昨年、比較的資源水準が高かった2歳魚が今年3歳になり、それらが漁獲されているのが影響しているようです。
16日は賀露で全船入港がありました。夜明け前から雪が降る中、選別作業が行われていました。
市場では、若松葉、ハタハタ、アカガレイ、バランス良く水揚げされています。
アカガレイは、体サイズに2つの群が明らかに認められ、銘柄3番~5番の大型のものと、8~10番の手のひらよりも少し大きいものが多く漁獲されていました。若齢個体の加入がしっかりあることが分かります。
また、境港、賀露の市場でも、現在、自主規制している10.5cmよりも小さい雄のズワイガニが多い(山ほどいるといった声も)という話を伺いました。今後の第一鳥取丸などの調査結果でしっかりと確認して行きたいと思います。