訓練も終盤となり、この時期にはどの訓練科も検定や試験などが実施され、総仕上げの時期を迎えます。
木造建築科の生徒も、去る1月26日建築大工検定3級技能試験を受験しました。この検定は技能検定と呼ばれる職種ごとの国家検定で、合格により各級技能士として認められます。
さらに2月8日、訓練成果を評価する技能照査が実施されましたので、今回はそれらの様子をお伝えします。
まずは、本校体育館で実施された、建築大工検定3級技能試験の模様から。
試験は規定時間内に課題を製作する技能試験と、学科試験があります。
生徒は合格を目指し、何度も課題の練習を重ねてきました。
そして迎えた試験当日、会場は緊張感に包まれ、道具の音だけが会場に響きます。
どの生徒も集中して取り組み、練習の成果を発揮していました。
作業中の安全管理や作業態度なども評価されます。
この日は無事、全員時間内に完成し、学科試験と併せた結果は後日発表となります。
お疲れ様でした~。
次に、技能照査実技試験の模様を紹介します。
技能照査は学びの成果を試すもので、学科と実技試験があり、合格すると技能士補の資格を得ることができますが、もちろんチャンスは1回きり。
実技試験は制限時間内に課題を製作し、出来栄えが評価されます。
合格するには練習あるのみ。 皆もくもくと練習に打ち込みます。
練習を重ねるごとに、出来栄えが良くなります。
そして実技試験当日。
合格に向かって作業が進みます。
これまでの練習が必ず力となり、これからの自分を支えていくことでしょう。
今年度もあとわずか。
木造建築科の生徒は皆すでに、就職が内定しています。
最後までみんなケガのないように、3月の修了目指してガンバレー。