先週はリンゴの人工受粉を行いました。その傍ら、リンゴ園では、ハチも一生懸命飛び交い、交配作業に勤しんでおりました。
すべての樹種の人工受粉がひと段落し、つかの間ではありますが、(作業的に)やや穏やかな時間が訪れました。このタイミングで、1年生に圃場や教室の状況を理解してもらうべく、2年生がいろいろと説明をしてくれました。圃場内の危険箇所や、農薬庫・資材庫の使い方、手の洗い方まで、実体験を踏まえながら丁寧に教えてくれましたよ。1年生が入学して、まだ2週間ほどですが、日を追うごとに先輩らしさが増している、たくましい2年生一同です☆
草刈りの方法も勉強しました。下の写真のように水面に刈払機の刃を当てて、「キックバック」の体験もしました。草以外のものに刃を当てると、予想外の方向に体が振られ、いかに危険なことかが理解できた様子でした。
講習のあとは、いよいよ実践。1年生にとっては、今回がほぼ初めての草刈りです。最初は刈高が高く、刈跡のムラも多かったですが、日々少しずつ上達しています。
さて、4月25日には、ナシの実止まり調査も行いました(※果実のもととなる「幼果」がどのくらい着いているかの確認作業)。人工受粉から約2週間が経過し、すっかり花弁は落ち、幼果がたくさん着いていました。実止まりは良好です♪これから、この幼果を間引く「摘果」作業が始まります。摘果が終わると、次は袋掛け…と、忙しい日々が目前に迫っています。暑くなってきていますが、頑張りたいと思います。