5月上旬、果樹コースでは、ナシ、モモ、リンゴの摘果や、二十世紀ナシの小袋かけを行いました。摘果、摘果、摘果…と、摘果三昧の日々を過ごしつつ、その合間を縫うように、ブドウの管理や草刈りなどを行っています。
(左写真:小袋かけ 右写真:ブドウの整形)
モモの摘果では、「双胚果」と呼ばれる、左右対称な果実を落とします。一見、キレイに見えるのですが、このような果実は胚(種)が2つ入っており、生育途中で落果したり、「核割れ」と言って種が割れることがあるので、残せません。この双胚果と、健全な果実を見極めるのに、苦労している学生が多かったです。(右の写真は、「双胚果」だと思って、果実を割ってみると、種が1つしか入っておらず、「健全果」でした…)
5月12日には、倉吉農業高校へ行きました。今回は、圃場の見学と、学生同士の意見交換を目的に、農大果樹コース全員で訪問しました。
植え付け1年後のジョイント栽培圃場で生育状況を確認しました。お手本のように、しっかり管理されていて、素晴らしかったです!たいへん勉強になりました。
圃場見学後は、意見交換を行いました。今年度初の顔合わせということもあり、緊張と恥ずかしさからか、活発に…とはいきませんでしたが、農高出身の農大生を中心に、農大の魅力を話してくれましたよ。プロジェクト学習や寮生活、進路などについて、意見交換を行いました。次回は7月に再度訪問予定ですので、少しずつ、より親睦が深まればと思っています。