プロに学べ!後半です。
3"介護補助 宮本講師" ケアマネージャーとして勤務されています。
筋力のおとろえ、視力がおちるなど年を重ねると体は変化していきます。
何となく想像はできるけれど…ピンとこないよね。
そこで実際に身動きのしづらさを体験してみます。
装具を付けた初めの頃は「重たーい」「腰がいたい」など少々にぎやかでしたが…
え!見えにくい…階段、怖い
つかみにくくてイライラ
思うように体が動かせない、聞こえにくい方にはどんな手助けが必要なのかな…
安心して過ごしてもらうためには、どんな声掛けがいいのかな…
ちょっと、考えさせられました。
今後は、車いす操作・ベッドメイキング・校内の消毒作業もしていきます。
4"調理補助 知久馬講師" 長年調理師の育成に関わってこられました。
大根のかつらむき。
これができると、「むき」も「きざみ」も上達するといわれている基本の"き"です。
包丁とぎ。実は修行の第一歩
ゆっくりゆっくり…
大根と包丁、親指も集中、集中…。刃物を扱う緊張感を味わいました。
家庭料理ではなく、仕事としての調理、病院や施設での大量調理の現場をイメージして学んでいきます。
今後は、衛生管理・野菜の下処理・きざみを練習していきます。
さて、授業はどうだったでしょうか?
「畑仕事、好きかも…」「事務職希望だったけど、包丁の仕事もありかな…」
やってみたからこそ感じたこと、ありますよね。
自分に合う・合わないは、頭で考えていても答えは出てきません。
上司のアドバイスを素直にその通りに、やってみる。
自己流のやり方や思い込みは置いといて、やってみる。
今まで知らなかった自分の得意・不得意がわかれば、仕事を選ぶときにも役に立つはず。
これからは、いつもの訓練に加えて、第39回鳥取県障がい者技能競技大会に向けての練習が始まります。