プロに学べ!後半です。
3"介護補助 宮本講師" ケアマネージャーとして勤務されています。
![宮本講師](/secure/1287580/21.JPG)
筋力のおとろえ、視力がおちるなど年を重ねると体は変化していきます。
何となく想像はできるけれど…ピンとこないよね。
そこで実際に身動きのしづらさを体験してみます。
装具を付けた初めの頃は「重たーい」「腰がいたい」など少々にぎやかでしたが…
![高齢者疑似体験 階段を下りる](/secure/1287580/22.JPG)
え!見えにくい…階段、怖い
![高齢者疑似体験 箸で豆をつまむ](/secure/1287580/23.JPG)
つかみにくくてイライラ
思うように体が動かせない、聞こえにくい方にはどんな手助けが必要なのかな…
安心して過ごしてもらうためには、どんな声掛けがいいのかな…
ちょっと、考えさせられました。
今後は、車いす操作・ベッドメイキング・校内の消毒作業もしていきます。
4"調理補助 知久馬講師" 長年調理師の育成に関わってこられました。
![知久馬講師](/secure/1287580/31.JPG)
大根のかつらむき。
これができると、「むき」も「きざみ」も上達するといわれている基本の"き"です。
![包丁研ぎ](/secure/1287580/32.JPG)
包丁とぎ。実は修行の第一歩
![大根のかつらむき](/secure/1287580/33.JPG)
ゆっくりゆっくり…
大根と包丁、親指も集中、集中…。刃物を扱う緊張感を味わいました。
家庭料理ではなく、仕事としての調理、病院や施設での大量調理の現場をイメージして学んでいきます。
今後は、衛生管理・野菜の下処理・きざみを練習していきます。
さて、授業はどうだったでしょうか?
「畑仕事、好きかも…」「事務職希望だったけど、包丁の仕事もありかな…」
やってみたからこそ感じたこと、ありますよね。
自分に合う・合わないは、頭で考えていても答えは出てきません。
上司のアドバイスを素直にその通りに、やってみる。
自己流のやり方や思い込みは置いといて、やってみる。
今まで知らなかった自分の得意・不得意がわかれば、仕事を選ぶときにも役に立つはず。
これからは、いつもの訓練に加えて、第39回鳥取県障がい者技能競技大会に向けての練習が始まります。