7月25日(月)の市場日記です。
本日は大中型船1隻、中型船7隻が入港し、全体で247トンの水揚げがありました。
市場に到着して目についたのは、定置物のマサバです。30cm前後の比較的大きなもので、中には大きなマアジも混ざっていました。
まき網ものでは、主体はウルメイワシ。普段よりやや少なめの169トンの水揚げでした。主体で獲っている船もあれば、混ざりで水揚げしていた船もありましたが、すべての漁船で見かけました。6月から増えてはいましたが、7月には水揚げの半分以上をウルメが占めており、漁業者に話を聞いても漁場にはウルメが多いとのことでした。ウルメの中にはマイワシも混ざっていました。どちらも体長は小型中心ですがばらつきが大きい印象です。
またここ最近は、イワシ類に混ざってマサバ当歳魚や、ソウダガツオなども見られ始めました。例年、6~7月頃の水温が高くなってきた時期に来遊が見られ始めるもので、今年も海の日を過ぎて本格的に夏がきたという感じがします。
大中型船は、少ないながらマアジの0~1歳魚(~17cmまで)を水揚げしていました。7月はかなりマアジの水揚げが少なくなっているなか、貴重な水揚物ということで、良い値が付いていました。
その他スルメイカ、マダイ、シマフグなどが見られました。