早いもので8月も残りわずかとなりました。野菜コースでは夏野菜の収穫・管理に加えて、秋冬野菜の準備もスタートしています。
農業大学校では2年生の夏休みに期間を利用して「農業インターンシップ」があります。1ケ月間、農家さんのもとで学び、農業の大変さや楽しさを知ることができる素晴らしいチャンスです。今現在、野菜コースの2年生もそれぞれ別々の農家の元で学んでいます。そして、農業インターンシップを通して2年生が成長することはもちろんですが、留守を預かる1年生もぐんっと成長する。そのような大切な節目です。
今回は、第1陣として7月25日~8月19日で農業インターンシップを行った、野菜コース3名の様子を紹介します。
なお、第2陣は8月22日~9月16日まで4名の学生が鳥取市、日南町などで研修を受けます。
【繁浦さん 研修先:入江農園(大山町)】
繁浦さんの地元である大山町の入江農園で、ブロッコリーの播種やキャベツの定植、白ネギの調製などを学びました。初めての機械作業や効率の良い作業方法を勉強しました。
農家として経営を成り立たせるためには、作業の質のみでなく『効率』を追究しなければいけないということを学びました。学校では経験できないような大規模のほ場管理はとても大変でしたが、やりがいがありとても良い学びになり、そして楽しかったです。
【尾崎さん 研修先:村岡農園(北栄町)】
尾崎さんは農業大学校のプロジェクトでもナスの栽培に取り組んでいますが、より深く学ぶため、北栄町の村岡農園で果菜類の調製作業やほ場管理を学びました。また、多くの農家さんと知り合うことができたり、勉強会に参加さしていただいたりと、貴重な経験となりました。
この日は隔離ベッドの耕耘をしました。一人で作業も任せてもらい、お手の物です。このようなほ場管理のみでなく、経営の課題や流通・販売など幅広く教えていただくことができました。
【林さん 研修先:山根農園(八頭町)】
林さんは地元である東部の山根農園で、ハウスの設置や花の調製などを勉強しました。お盆の時期でしたので、野菜コースでは学ばない、花の調製・出荷も勉強でき、貴重な体験となりました。
社会の大変さや、地域で協力することなど、農作業以外の大事なことを学ぶことができました。
3名とも学校では学ぶことができないことをたくさん学ぶことができました。今後の実習や将来にしっかり活かしていきたいと思います!
研修を受け入れてくださった皆様、本当にありがとうございました!!