令和4年度もいよいよ終盤、ものづくり情報技術科1年生、2年生ともに総まとめの訓練に取り組みました。
今回は1年生、2年生それぞれの様子をお伝えするとともに、今年度の取り組みを振り返ります。
まずは2年生の様子からお伝えします。
機械系訓練の総仕上げは、工場の自動化ラインをイメージした自動組み立て機の設計製作実習です。模擬仕様に基づいて2年生全員で設計、パーツ加工、配線、プログラム作成、組み立て、評価を行いました。
自動組み立て機製作中の様子
また電子、ソフト系の実習では、時間をかけて学んだC言語プログラミングと電子回路製作を礎にして、Linux(リナックス)組み込みコンピュータRaspberryPi(ラズベリーパイ)を使用したIoT実習を行いました。
IoT教材と実習の様子
1年生も進級に向けての総仕上げとして、自動搬送ユニットを製作しました。1年生は、はじめて体験することばかりでしたが、大変よくがんばりました。
自動搬送ユニット製作風景
そして、先輩方が製作した自動組み立て機を見学しました。来年は自分たちが製作する番ですね。
2年生の作品を見学しました
ものづくり情報技術科では年間を通して、様々な訓練に取り組みます。
1年生は初めて電子回路を組み立て、プログラムで動かして評価することを体験しました。
電子回路基礎実習中の1年生
2年生は訓練成果の発表を目的として、10月にイベントシステムを製作し、校内イベントで披露しました。
2年生がイベントのために製作した「フラッシュザウルス」
校内イベントの様子
今年度も無事にすべての訓練を終え、2年生はそれぞれ巣立って行きます。
このように、ものづくり情報技術科では2年間の実践的な訓練により機械、電気、制御プログラムを基礎から学ぶことで、総合的なものづくりの力を身に付けることを目標として、日々取り組んでいます。