本校では、農業の一般及び専門科目に関する基礎知識の習得、実物の鑑定能力の向上を図ることと併せて、学生自らが教科学習、専攻実習等の成果を確認し、学習意欲の向上につなげることを目的に、「農業技術競技」と称する行事を年２回開催しています。
６月１４日には今年度第１回目の農業技術競技を開催しました。
学生はまず、農業一般、果樹、野菜、花き、作物、畜産、農業機械の計７分野の筆記試験に臨み、その後、体育館に移動し同じく７分野の実物鑑定に挑戦しました。
筆記試験は計７０問あり、学生は真剣な表情で競技に取り組んでいました。
実物鑑定では、机の上には植物や農業で使用する器具などが置いてあり、問題を解いていきます。
制限時間ギリギリまで悩んでいる学生の姿も見られました。
競技の翌日には、学生全員の点数と順位が掲示板に貼り出されました。各学年の上位者６名は名前が記載されており、皆が興味津々で見ています。
翌週の全校朝礼では表彰式があり、個人の部の各学年の上位３名と、敢闘賞として前回から大きく順位が上がった２年生１名、また、専攻コースごとに競う団体の部で１位となった果樹コースに賞状と副賞が授与されました。
技術競技の前には積極的に先生に質問をする姿もあり、先生たちも学生の新たな一面を発見することができ、嬉しそうにしている姿もありました。
次回、第２回目の農業技術競技は１１月２日を予定しています。上位を目指して日々の勉強・実習を頑張りましょう！