こんにちは研修科です。6月7日から始まったアグリチャレンジの訓練も残り1か月となりました。
今夏は、蒸し暑い日が続いており、受講生の皆さんは、塩分や水分補給など熱中症対策を取りながら訓練に励んでいます。
今回は、8月16日から始まった「ビニールハウスの組立・解体」の様子を紹介します。
この演習ではビニールハウスの構造を学ぶため、訓練用のビニールハウス(6m×10m)を組み立てながら、パイプハウスの構造、部材・固定金具・便利な道具の役割や使い方を覚え、また、古くなったビニールハウスを譲り受けることを想定し解体する手順を学びます。
演習会場を訪ねたときは、ハウスの骨組みが最終段階を迎えていました。
受講生の皆さんは、訓練指導員の手本を見て、筋交いの固定に使う針金の扱い方を練習したあと、本番作業に臨んで骨組みを完成させました。
続いて、ビニペット用スプリングやハウスバンドを使って、妻面と天井にビニールを張り、最後に、各部材のゆるみがないか確認したら組立は完成です。
訓練指導員は、一連の作業工程を見守り、効率的な進め方をアドバイスしていました。
この訓練では、脚立、工具や長い針金などを取り扱うので危険を伴います。また、役割分担して共同で行う作業が多いので、受講生の皆さんは、周りの状況を意識し、互いに声をかけ合って一つひとつの作業を慎重に行っていました。
訓練も後半となり、就職活動を同時に進めていますが、焦らずに体調管理をしっかりして、最後まで研修を頑張ってください!