9月末、すっかり涼しくなり、少し前まで続いていた猛暑がウソのように秋らしくなりました。果樹コースの9月の活動を振り返ってみたいと思います。
9月上旬、コース内で二十世紀の品評会を行いました。学生は、日頃自分が管理している樹の中で、「この枝の果実は、良いものに仕上がりそう!」という枝を1本、8月上旬のうちに選び、目印のラベルを付けていました。
収穫した果実を調整室に持ち帰り、糖度や果重などを測定したのち、各自、自分の果実について講評を行いました。「未熟なものが多かった」「私の樹は樹勢を弱いため、もっと早く収穫しないと、危うく過熟になるところだった」など、思い思いに評価し、他の学生の意見も聞きながら勉強をしました。
9月下旬には、リンゴ(秋映、紅玉)の収穫も行いました。リンゴやカキの収穫が始まると、秋の訪れを感じますね。
先日、電動のオーガと高枝チェーンソーも到着しました。今後、土壌改良(樹の株元に穴を掘って、土壌改良資材を投入する作業)や、防風樹管理で活用したいと思います。
「目指せ、オール電化!」と言いながら、日々わくわくといろいろな作業をしています。実際の作業を全てオール電化にすることは難しいですが、機械の力を借りて、軽労化できる部分は軽労化していくことができれば、と思います。