6月の果樹コースでは、ナシをはじめ、モモ、リンゴの袋かけを行いました。
袋をかける目的は「病害虫から実を守る」「きれいな外観に仕上げる」など、どの品目も共通なのですが、品目・品種によって袋の形状が異なるため、かけ方も若干異なります。かけにくいものもあったようで、学生は四苦八苦していました。
また、慣行仕立て(3本主枝)やV字ジョイント仕立て(果実を成らせる枝を斜立(V字)させたジョイント仕立て)はかけにくかったという声もありました。樹形の違いによる作業性も体感できた様子です。
その他、「袋をかけにくい位置に果実を残してしまって大変だったから、来年は袋かけのことを考えて摘果をしたい」という学生もいました。
一通り作業を経験してみないと分からないこともあります。今年の反省点は来年以降に活かしていきましょう。