まき網漁船の運搬船より、試験場にウナギらしき魚が持ち込まれました。
試験場で調べてみると、やはりウナギでした。((独)水産総合センターでもウナギと判断)
このウナギは、産卵のために川を降ったものと考えられますが、細くて小さい魚でした。
まき網漁船の方の話によると、太くて大きいウナギがたまに獲れ、運搬船の魚艙の底で見つかることがあるそうです。
イワシやアジなどを獲るまき網漁船で、ウナギが獲れるとは知りませんでした。
まさに、ゲゲゲですね。
なお、このウナギは、ウナギのエキスパートである(独)水産総合センターで、生殖腺の発達状況等が調べられます。詳しいことが分かればお知らせしますね。
漁獲場所 山口県沖合
全長 54cm
体重 198g
体色 全体的に黒ずみ、腹部は黄色
特徴 川に生活する魚に比べ、顔つきが鋭く吻が突出