今年、二度目のサケガシラ属の報告がありました。
前回は赤碕2/5でしたが、今回は境港の中野漁港で発見されました。
近くでお仕事されている方が捕まえて水試まで持ってきて下さいました。
サケガシラ属
期日:2008年2月23日
場所:境港市中野漁港
全長:127cm
体重:4.9kg
胃内容:アオサ、枯れ葉、飴の包み紙
前回(赤碕)のものと比べると、体高に対して全長がやや短い感じがしました。
サケガシラ属にはサケガシラ、テンガイハタ、フリソデウオ等数種がありますが、特に「サケガシラ」と「テンガイハタ」はよく似ており分類が難しいと言われています。
同種であってもいろんな体型のものが多いのかもしれませんね。
今回のものはよくわからないので「サケガシラ属」としておきます。
持ち込まれた時には、時折ピクピク動いていたので、水槽に入れてみましたがダメでした。
そこで、何か食べていないかと、胃内容物を調べて見ました。
しかし、胃の中から出てきたのは、アオサ、枯れ葉、飴玉の包み紙等でした。
おそらく港内をフラついている間にゴミを吸い込んだものと考えられます。
口は、こんなにのびまーす!!