定置網への大型クラゲ被害がピークに達しているとの情報をもらい、さっそく状況を確認してきました。
今回のクラゲの入網数は推定500個体でした。これはましなほうで、多いときには1000個体
入ったこともあるそうです。
このクラゲをどうやって駆除するのか?という疑問を持っていましたが、現場を見て納得しました。
下が駆除方法です。
網の端を少しだけ開けて、そこから1匹ずつひっかけて網から出します。
母船と船外機船をロープで繋いで、プロペラを回転させます。
ひっかけた船外機のプロペラにクラゲを近づけると・・・
クラゲが水流で吸い込まれ・・・
プロペラで粉砕され・・・
粉々になって網外へと流されます。
この方法を思いつく前はひたすら人力でやっていたので、ひどい腱鞘炎になったそうです。
必要は発明の母なりと言いますが、現場で働く人の知恵ってすごい!!