ギラギラの夏真っ盛りの時より残暑が身体に堪えるのは私だけでしょうか…。
さて、今回はうれしいお客さんがあったので紹介します。
呼び出しがあり、事務所の玄関に行ってみると近所の子供達が水槽の前でしゃがみこんでいました。中をのぞくと、10cmぐらいの赤色のナマズのような魚がいます。
話しを聞くと近所の川で採ったとか。なんという名前の魚か教えてもらいたいので持ってきた、とのこと。
調べてみると、なんと鳥取県の絶滅危惧1類、環境省絶滅危惧2類に指定されている「アカザ」という希少動物でした。子供達にそのことを伝えると、珍しい魚に身近に触れ合えたことがとてもうれしかったようでした。
昔はどこにでもいたようですが、現在は数を減らしてしまっているアカザ。
もしも希少動植物に出合ったら、観察後は逃がしてあげてくださいね。
何よりうれしかったのは、子供達がもっと知りたい!という思いで事務所に訪ねて来てくれたことでした。日ごろから地域の自然をよく知ることが豊かな自然を守り育む一歩となります。
子供達の好奇心をもっと育むお手伝いができたら…。またわからないことがあったらいつでも訪ねてきてね♪
日野振興センター 2011/09/16