今年は台風の上陸が多く、各地で被害が出ています。もう台風が来ないことを祈るばかりです。
これから行楽シーズンを迎え、山に行かれるのを楽しみにされている方も多いのではないでしょうか?
今回は山で気をつけてもらいたいスズメバチを紹介したいと思います。
8月中旬からスズメバチの繁殖期となります。秋口が一年でもっとも攻撃的になる時季を迎えるため、注意が必要です。
人間にとって怖い存在のスズメバチ。でも、スズメバチだって人間が怖いのです…。
スズメバチも必死に生きている結果、事故を招いてしまっているというを理解し、出会ってしまったときの正しい対処法を身に付けましょう。
福祉保健局では手作りですがスズメバチに関する事故防止と刺された時の対処法が書かれたリーフレットを作成しました。ご入用の方はご連絡ください。
★スズメバチに刺されないために
○巣を見つけたら静かにその場から立ち去りましょう。
○単体で飛んできた場合、逃げ回ったり追い払おうとせずに、スズメバチから
立ち去るのを静かに待ちましょう。
○黒色に向かって攻撃する習性があるので、作業時には明るい色の長袖、長
ズボンを着用しましょう。
★刺されてしまったときの応急手当
1針が残っているようなら指ではじき飛ばしましょう。
2ハチの毒は水に溶けやすいので、刺された箇所をきれいな水で洗いましょう。
3抗ヒスタミン軟膏(かゆみ止め)を塗り氷等で冷やしましょう。
4頭痛やめまいなどの全身症状が出たり、刺された箇所が多い場合はすぐに
医師の診察を受けましょう。
日野振興センター 2011/09/22