風はまだ冷たいですが、山沿いの雪もとけはじめて地面があちこちで見えるようになってきました。春の日差しが降りそそぐことも多くなり、自然とほほもゆるみます。
さて、今回はそんな日野郡で小さな春を見つけたので紹介します!
鵜の池(奥日野県立自然公園)に巡視に行った際、そろそろどうかな?と思って見たところ、ちゃんと可愛いツボミをつけていました。「アセビ」の花です。
アセビはツツジ科アセビ属の常緑低木です。
漢字で「馬酔木」と書きます。アセビの葉には毒があり、馬が食べると酔ったように苦しむことが名前の由来となっているとか。
現在では葉の有毒性を利用して、殺虫剤として利用する試みがなされているようです。
白くて可愛い花を愛でることができるのも、もう少し…。待ちどおしいですね。
日野振興センター 2012/03/16