遅れていた春を取り戻すように、ここ数日ポカポカ陽気が続き、それに併せて植物達は「待ってました!」とばかりに勢いよく若葉を茂らせています。(ワッショイワッショイ)
さて、今回は山開きで違法採取防止の啓発活動を行いました。その様子を紹介します!
4月29日(日)毛無山、宝仏山、船通山の山開きが行われました。
豊かな自然が残されている自然公園では、場合によって野生動植物を採ることが法律によって禁止されています。(もちろん罰則あり!)
「そんな場所だなんて知らなくて、とっちゃった!」という話をよく聞くことから、多くの人に知ってもらおうと、毛無山と宝仏山(ともに国立公園)で「とらないでねティッシュ」を黒坂警察署さんと一緒にくばらせてもらいました。
「とらないでねティッシュ」このたび配布して改良点がいくつかありました。
来年はもう少し内容をレベルアップさせたいです。
水に溶けるタイプのティッシュだったので、もらった方に喜んでもらえました。
毛無山、宝仏山で約100個配布することができました。
その後、毛無山のパトロールを行いました。ここには、一週間前にカタクリ保護のための看板を設置しています。効果はいかに!
けっこう折れたりちぎれたカタクリの花を目にすることに…。極めつけは、マナーの悪い方に注意した際、聞き入れてもらえませんでした。(ガーーン)
毛無山のカタクリは今が見ごろを迎えています。
いろんな方がいろんな目的を持って山に来られます。
すべての人が自然保護精神を持って登山をしている訳ではないのだということを改めて感じるいい機会になりました。
山でのマナーアップと自然保護の推進をいかにわかりやすく広めていくか…。まだまだ勉強していかないといけませんね。
日野振興センター 2012/05/02