まだまだ日中は暑いですが、日の光と風の中に秋を感じるようになりました。日野郡ではお米の穂が金色に色づき、収穫まであとわずか!といった感じでしょうか。
さて、今回はオオハンゴンソウを紹介します!
園芸用に輸入されたこともあって、鮮やかなお花です。
最近、パトロールしながら黄色い花を探しています。その花とは、オオハンゴンソウです。
オオハンゴンソウは、7月~10月にかけて開花し、今が花盛りを迎えています。北アメリカ原産。繁殖力が旺盛で在来植物への影響も強いことから、特定外来生物に指定されています。
特定外来生物とは?
http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/law.html
先日、オオハンゴンソウが群生している場所を発見しました。近くに行ってみると、すでに花は終わりかけ…。種がついているものもあり、こうなったら手が出せません。
オオハンゴンソウは大きなもので2メートル近くになります。茎もしっかりしていているので、試しに引っ張ってみましたが、ビクともしませんでした。
特定外来生物は、一度その場所に入り込むと、完全駆除できるまで何年もかかることがあります。それだけ、生命力が強い生き物達なのです。
休耕田一面に広がってしまったオオハンゴンソウ。
「これ、どうやって駆除していくんだろう…。」
思わず、遠い目になってしまいました。ははは…。(乾笑)
★もし、オオハンゴンソウがご自宅にあった場合には、以下のように処理しましょう!
1、種がついていないことを確認したら、抜いたり、刈ったりしたものをそのまま2~3日放
置して乾かします。
2、完全に枯死していることが確認できたら、燃えるゴミとして焼却処分しましょう。
日野振興センター 2012/08/28