ツバメのように飛べたら、気持ちいいんだろうなぁ。さわやかな空の下、元気に飛びまわる姿を見て、そんなことを思いました。
さて、今回は鏡ヶ成(日野郡江府町)の湿原保全作業の様子を紹介します!
5月11日(土)、国立公園内にある鏡ヶ成で、刈った草を集め、溝に入れ込む作業が行われました。
関係機関や鳥取県自然保護ボランティア等、計14名と一緒に汗を流しました。
鳥取県自然保護ボランティアとは?
https://www.pref.tottori.lg.jp/81262.htm
鳥取県内で湿原と呼ばれる場所は、数えるほどしかありません。場所を守ることは、そこに住んでいる生き物を守ることに繋がります。
鏡ヶ成は昔、軍馬を養成していた歴史があります。
草原化させるため、湿原内には大小の溝が切ってあり、それが今では、湿原の乾燥を進める原因の一つとなっています。
イヌツゲがびっしり生えていた所を刈った後に、今年は高地の湿地帯を好むバイケイソウが沢山出ていました。作業の効果が出てきているみたいです。
ちょっとした環境の変化で生えてくる植物も変わってきます。
今回の作業とバイケイソウを通して、人も生態系の一部なんだ、と改めて感じさせられました。
日野振興センター 2013/05/14