日野郡では今、クリの花盛り!いたるところで、プールの香りがします。
さて、今回は、モリアオガエルの卵を紹介します!
もっと早めにしないといけなかったのですが…。現在、オオキンケイギクの分布調査中。その時のお話しです。
グルグルと日野郡内を車で走っていると、毎年のことなのか、今年が特別なのか…。やたらとモリアオガエルの卵を目にします。
日本のカエルは、水中に産卵するものがほとんどなのですが、モリアオガエルは森林に住んでいて、水面上にせり出した木の枝などに卵塊をつくり、泡の中に卵を産み付けます。
梅雨入りから約10日ぐらいで産卵し、約15日でオタマジャクシとして水面に落下…、のはずが…。
水がないーーーー!どうして、ここに産んだのさーーーー!!
昨年、写真の田んぼには、水がはってあったのかもしれません。
今年は水不足の影響で、田植えを諦めた農家さんもけっこういらっしゃるとか。その影響なのでしょうか?
ここに限らず、他の卵塊の下を見ても、水がなさそうなんですよね…。
それとも、モリアオガエルは、これから雨が降って、ここに水が溜まることを予測しているとか??
その予測は苦しいかも。オタマジャクシが大人になるまで、約1ヶ月かかるみたいですから…。
この先、オタマジャクシ達の行末が気になります。
日野振興センター 2013/06/25