日野郡では稲刈りが始まりました。今年のお米の出来具合はどうでしょう?新米が楽しみですね。
さて今回は、ドシャブリの雨の中行った、外来植物除去の様子を紹介します!
9月1日(日)滝山広域農道(日野町)で、鳥取県西部希少野生植物保全調査研究会(通称RDの会)主催による外来植物除去作業が行われ、お手伝いさせてもらいました。
広域農道が作られた際に法面緑化のため植えられたオカメヅタ。
これが、奥日野県立公園内に自生している希少植物の自生地を脅かす恐れがある、とRDの会員から懸念の声上げられていました。
オカメヅタの原産国はカナリー諸島、北アフリカ。耐潮性が強く、乾燥や日陰にそこそこ強く、環境適応能力が高く、人の手がかからならない特性なんだとか。
ダテに緑化植物としてよく利用されていませんね。なんともたくましい植物です。
すべてを刈り取ることは困難なので、希少植物に影響がありそうな場所のみの刈り取りとなりました。
そんなに実施区域は広くなかったのですが、作業が終わるころには軽トラックの荷台はオカメヅタでいっぱいに。
当日、台風の影響で大雨が降り、近くで滝山公園の清掃作業が行われていたのですが、こんな雨は今まで経験がない、と話しが出ていたようです。
すみません、雨女でして…。たぶん、当方が原因かと。
とにもかくにも、みなさん作業お疲れさまでした~。
日野振興センター 2013/09/05