防災・危機管理情報


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2013年10月16日

下蚊屋ダムへレッツゴー!

江府町の下蚊屋にある下蚊屋ダム。
このダム、実は大山町(旧中山町)まで水を送っているのをご存知でしょうか?
大山の裾野に広がる畑のための農業用水として使われています。

今回はこの下蚊屋ダムを見学に行ってきました。
二週間ほど前までに予約をすることで、一般見学もOKとのこと。
今回の日野ごよみで興味を持たれた方は、要チェックです!


下蚊屋ダムの堰堤
あの大山の向こうまで送られていると思うと、すごい距離です。
900mmのパイプで約40kmの幹線水路があり、その先の支線水路も合わせると約70km以上という長さ!


下蚊屋ダム看板
写真左部分にその経路の案内があります。
畑のために重要な水を、ここから供給しているのですね。
水路を血管に例えるなら、まさにここは心臓部分。


下蚊屋ダム湖面
ここ下蚊屋ダムは「フィルダム」といって、土と石でつくられています。
そのダムの大きさは、長さが210m、高さが55mで、貯水量は386万トンあります。


ダムの吐水口
こちら、ダムの一角なのですが、大雨や春先には稀に溢れ出すほどの水量があるとこのと。
ダム内部の階段


監査廊は、その高さ55mの深さまで階段が続きます。
温度は常に13度を保っているとのことで、階段を下がるに連れてひんやりしてきます。
下蚊屋ダムからの送水管


こちらが大山町まで供給されているというパイプ。
なかなかその姿を見れることは無いとのことので、貴重な場所です。
これは下蚊屋ダムの取水ゲートの麓近辺で見られました。

吐水口
河川に水を流すために放水している様子です。
すごい勢いなのが写真でも伝わりますでしょうか。


下蚊屋ダムの全景
石壁の大きさがよくわかる一枚。

下蚊屋ダムの水は一年中流れているので、年間を通して安定して水を利用することができています。
農業用水としてとても重要な施設だということがよくわかりました。

見学に行ってみたい!という方は管理事務所までご連絡ください。
※見学は2週間前までにご予約ください。

◆下蚊屋ダム
・場所:鳥取県日野郡江府町大字助沢483-32(とっとりwebマップ
・電話:0859-54-5160(大山山麓地区農業用水管理事務所)
・休日:土・日・祝日
・見学人数:5人~

日野振興局 2013/10/16

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