6月1日から小型底びき網(4,5月資源保護のため休漁)、イワガキ(6~8月)が解禁
5月27日に実施した小型底びき網の漁期前試験操業で結果が良かったので、私も漁業者も期待して解禁を迎えましたが、結果は「例年より少ない」という厳しいスタートとなりました。
しかも魚価が安く、6月1日の午前0時から1網だけ操業した船の中には、水揚金額が1万円を下回る方も・・・。
2日間の操業で漁に出る意欲が急低下している感じでした。
試験では分布量が多い結果となったナガレメイタガレイ。実際はイマイチ。
キダイ、ウマヅラハギも少なく、活魚(マコガレイ等)も少ない状況。
イワガキは、賀露、酒津、浜村、東から出荷あり。
全体的に少ない感じでしたが、まだ様子見なのかもしれません。
その他では、
あごまき網がホソトビウオ(丸あご、小目)主体の水揚げ
刺網はマダイ・チダイ、マアジ、ハマチ(ブリの若魚)等
釣はケンサキイカ(白いか)、スルメイカ、マダイ、キジハタ(あこう)等
潜水は、イワガキ以外では、サザエ、アワビ
スルメイカを餌に大鯛が揚がっています。
ケンサキイカ(白いか)はまだ少量で、場所により、かなりムラがあるようです。
キジハタは、水温が上昇し、数が揚がるようになっています。
そしてこの時期美味しくなるマアジも少量ですが、活魚でも出荷されています。
珍しいところでは、泊から釣りもののイサキが出荷されていました。
1尾1000~3000円の値段が付くそうです。