今朝の賀露は刺網で漁獲したマダイが多く出荷されていました。
各漁業種類ごとの主な漁獲物は以下のとおりです。
刺網：マダイ、チダイ、カミナリイカ（紋甲いか）等
イカ釣：ケンサキイカ（白いか）、スルメイカ＋マダイ
まき網：ツクシトビウオ（角あご）、ホソトビウオ（丸あご）
潜水：イワガキ、サザエ、マナマコ（赤なまこ）、タバコニシ等
釣：キジハタ
その他：マダコ（たこつぼ）、バイ（カゴ網）
活のケンサキイカ（白いか）は大型（日本海魚箱に1本入サイズ）主体に出荷されていました。
イワガキは、県内では昔からのブランドである小浜産（丸みがある）が出荷されていました。
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その他、キジハタ、マダコが活魚で、バイは少量。
変わったところでは、タバコニシが出荷されていました。タバコニシはイワガキの稚貝を食べてしまう巻貝です。産卵時期に当たるこの時期は、密集しますので、ぜひ積極的に漁獲して＆食べてほしいです。
塩ゆでにすると癖になる苦みが美味しいです。
【おまけ】
福部でのバイ産卵器設置のお手伝いに行きました。
今年初めての設置と言うことで、漁業者が自作したアナゴ筒を改良した産卵器と、栽培漁業センターが開発した産卵器を交互に設置しました。
今年は、バイの漁獲が減少しているため、各所で増殖への取組に力が入っています。産卵器に多くの卵塊が着くことを祈るばかりです。
