沿岸もの市場日記

2014年11月07日

2014年11月7日 賀露 おまけ:カニの初セリ

おまけの松葉がに・親がに(ズワイガニ)の漁が11月6日に解禁になり、今朝、初セリが行われました。
ちなみに、最高値は20万円で、競り落とした後、関係者皆さんの拍手があり、良い雰囲気でのスタートでした。

松葉がにの初セリ 
セリ人が手に持っている蟹が最高値の20万円 カニを漁獲する沖合底びき網漁船
荒選別された松葉がにの山 親がに(雌ガニ)

本務の沿岸ですが、主な漁は以下のとおりです。
カゴ網:ウマヅラハギ
樽流し:ソデイカ
釣:サゴシ(サワラの未成魚)、サワラ、ヒラメ、ハマチ(ブリの若魚)、キジハタ等
刺網:マアジ等
小型底びき網:クロウシノシタ、ヒラメ等
潜水:サザエ
ウマヅラハギ ソデイカ(赤いか)
ヒラメ ハマチ
マアジ クロウシノシタ

【トピックス】
赤碕の漁業者4名が、丁寧に活〆した(私が最善と思う処理の仕方)サワラにタグを付けて出荷する試みを開始しました。
11月4、5日にはメンバーの内3名が、大阪にタグ付サワラを持参し、目利きの仲買、有名飲食店、こだわりのマーケット等にPRを行いました。なお、持参したサワラは10月31日に漁獲したもので、きちんと処理すると、鮮度劣化の速いサワラでも4~5日熟成させられることを大阪のプロの方々に体感してもらいました。
結果は、視察の翌日には欲しいとの話が出るぐらい好評でした。
個人的には、漁業者の意欲が湧き、自信になったことが良かったです。
タグ付きのサワラ 魚体にはタグ、魚箱にはシール

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000