いろんな生き物が活発に活動している姿を見ていると、人間だけが「梅雨ヤダーー」と文句を言っているように思えます。しっかり雨が降らないと夏大変ですら…。恵みの雨と思って我慢しましょう!
さて今回は、日野川下流の生き物調べの様子を紹介します!
7月5日、日野川一斉清掃が行われました。
それにあわせて、当センターに事務局がある日野川源流と流域を守る会主催で、日野川下流の生き物調べを行いました。
水温と汚れによって水中の酸素量が変わり、生きることのできる生き物も違ってきます。
各環境を代表する生き物(指標生物)が決められており、どんな生き物がいるかを知れば、川の環境もわかります。
約30人が参加。大人も子供もタモを使ってヨシの根元をさぐり、石裏にいる小さな水中生物をつかまえました。希少種も見つかりびっくり!
生き物から判定すると、日野川の下流はきれいな水とややきれいな水の中間といった感じでした。でも、本当の所どうなんでしょう?
最後に試薬を使って川のきれいさを判定しましたが、結果は指標生物と同じ結果でした。指標生物すごいですね!
思った以上に日野川下流の水質がよかったことに驚きです。
普段あまりみることがない水中生物を間近に観察することができて、子供はもちろん大人の関心も高かったようでした。
これを機会に、もっと川に興味を持ってもらえると嬉しいですね。
日野振興センター 2015/07/09