前期に引き続き、ビルメンテナンス協会の方を講師に招き、床面の洗浄からワックス塗りまで教わりました。
まず最初にポリッシャー(床洗浄機)を使って、床表面の古いワックスや汚れを取ります。
(講師の説明)
”パッド”という床を洗うスポンジは、色によって目の粗さが違い、床の汚れ具合をみて選んで使います。
それをポリッシャーに付けて床を洗うのです。
(ポリッシャーの練習)
床に接する丸いところが、ブイーン!と高速で回転します。
写真は止まって見えますが、実際は右へ左へとフラフラです。コツがつかめるまで練習!
(バキュームクリーナーの説明)
次にバキュームクリーナーを使って、床を洗った後に出た汚水を集めます。
家庭用の掃除機に似ていますが、吸引力も音も大きい!
(バキュームの安全装置)
ふたを開けると、あら?かわいいボールが…。
汚れた水がタンクいっぱいになったら、ボールが浮いてふたをするようになっているんですって。
(ワックス塗り練習)
最後は仕上げのワックス塗り。塗りムラがないように、床とにらめっこをしながら進めます。
(二人組で床洗浄)
一連の流れがわかったところで、生徒だけで作業を進めていきます。
実際の清掃現場では、正確さはもちろん、作業の速さも要求されます。
そのために作業の手順を頭に入れ、体を早く動かすことが大事です。
(汚水の回収)
また、機械のコードをさばいたり、次の作業の準備をしたり…。チームで仕事をすることも体験できました。
そんな現場の緊張感を味わえた実習でした。
前期後期にわたって指導していただいた講師の方々、ありがとうございました。