2015年09月17日
漁模様が芳しくなく、海模様もあまりよくなかったので、出漁を見合わせた船が多く、市場は閑散としてました。 水揚げが少ないことは想定され調査するか迷いましたが、他の業務との調整もあり強行。漁師さん何人かと話をしましたが、赤いかも来ないし、他の漁も全然ダメで、獲るものが無くて困っている様子でした。
【賀露支所】
小型底びき網はお休み。カワハギかごが2隻4~6箱で低調です。親子で別々に操業しているイカ釣り2隻の水揚げがメインでした。白いかがいなくなったとの声を聞いていましたが、この日は群れを見つけた親父さんの方が27箱+大鯛6尾の大漁でした。ただ、たまたま群れに当たっただけで薄い(資源が少ない)と言っておられました。
【酒津、浜村、夏泊、青谷、泊支所】 こちらも閑散としています。釣り、採貝が中心でした。サワラのひき縄ものが揚がっていましたが、量は少ないです。 【キジハタ放流】~夏泊~ 前日に、放流するキジハタの一部に標識となるよう鰭抜去を行いました。毛抜きのようなピンセットで片側の腹鰭を抜き取るのですが、今年初めて作業をした私はうまくいかず何度もやり直しをしているうちに魚が弱ってしまい、心が痛みました。慣れると一発で決まり魚のストレスも最小限になります。 翌日(9月17日)に東部~中部地域でキジハタ稚魚の試験放流をしました。私は夏泊で放流を漁業者と一緒にやってきました。夏泊は今年が初めての放流です。無事にスクスクと大きく育って欲しいものです。 ところで、夏泊に着いた時、ちょうど定置網の水揚げ作業が行われておりサゴシが多く水揚げされていました。
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