9月のシルバーウィークに兵庫県諸寄の沖合底びき網(沖底)が、ハタハタを多獲したとの情報があり、気にしていたところ、シルバーウィーク明けから網代の沖底船がハタハタを獲っているとの情報を得、市場調査に出向きました。
この日の網代は1隻のみの入港でしたが、ハタハタが625箱も揚がっていました(規格ごと(平均体長):1番(217mm)2箱、2番(195mm)22箱、3番(177mm)335箱、4番(160mm)211箱、5番(143mm)55箱)。
見てください、この立派なハタハタ。最大標準体長が26cm!
漁場は隠岐の北西とのこと。
ハタハタ以外では、アカガレイがほんの少し、バイ類、エビ類、タコ・イカ等の水揚げでした。
アカガレイの漁獲量が落ちて困っていた中での、ハタハタ来遊。本当に良かったです。
網代に続いて賀露にも行きました。
翌日から海況が悪い、網代がハタハタを多獲しているとのことで、賀露の沖底船3隻が1日操業でハタハタを漁獲していました。
こちらは隠岐西方の水深250m前後。
久しぶりに「とろはた」が出ていました。全長20cm以上のハタハタは非常に脂乗りが良いため、ブランド化しているハタハタです。
とろはた規格のハタハタは揚がっているのですが、3kgの小箱仕立てが手がかかるのか、最近なかなか出荷していただけていません。良いブランド魚なので、是非、再熱して、多くの沖底船が出荷してほしいです。