皆成学園では、高校生年齢以上の子ども達と職員で「社会自立をめざす人の会」を作っています。地域の事業所見学やイベントへの参加、ボランティア活動等を通じて社会自立を目指しています。また、園内では子どもの権利についての研修、意見発表会、国際交流会などを実施しています。
社会自立移行支援サービス
家庭生活において身につけていくような体験やスキル、マナーを学園生活において体験をすることで、経済感覚を身につける、簡単な調理を作る、公共交通機関の利用、レストランや食堂での振舞いやマナー等体験を通して、成人施設、家庭生活等への移行を図るための支援サービスをおこなっています。また、企業・作業所・事業所訪問し、就労移行に向けた意欲の向上をはかる等社会自立に向けた支援サービスの提供をおこなっています。
進路のこと
皆成学園は、18歳になるまで利用できる児童施設です。多くの子どもたちは、養護学校高等部卒業と同時に学園から退所していきます。子どもにとって、自分の進路を決心するのはとても大変なことですが、保護者や学校、関係機関と連携し、子ども達と一緒に進路を考えていきます。子どもが、夢と希望を持って次の一歩を踏み出せるようにサービス提供すると共に、退所後も関係機関等と連携し、本人や家族への支援を行います。
皆成学園では「皆成学園子ども自治会」を設置しています。
「皆成学園子ども自治会」について
・子ども自治会は、学園を利用するすべての児童が会員です。
・子ども自治会の目標は次のとおりです。
1.自分達の幸せを作ります。
2.自分達の願いを実現するために力を合わせます。
自分で考えたり、みんなで計画し、行動することで「生活は自分たちがつくるもの」という気持ちを育てることを目指しています。
子ども自治会の活動について
・学園の子どもたちみんなが、生活や行事についての希望や意見を出し合います。
・子ども自治会役員が、子どもたちの希望や意見について話し合い、実現に向けた活動を行います。
子ども自治会の役員について
子ども自治会の役員の任期は1年で、毎年、立候補を募ります。立候補多数の場合は選挙で役員が選ばれます。
☆自治会役員を中心として、学園の子どもたちみんなの願いの実現に向けた活動を行っています。