- 鳥取県では、中長期的な県政の進むべき方向について、財政的前提や克服すべき課題なども付記した「持続可能な近未来ビジョン」である「将来ビジョン」を県民の皆様とともに策定することとしています。
- 本年5月に作成した「鳥取県の将来ビジョン骨子(案)」について、県民の皆様から直接ご意見をうかがうため、「将来ビジョンを共に考えるタウンミーティング」を鳥取県中部地区で開催しました。
■開催日時
平成20年7月27日(日) 午前9時30分~12時
■開催場所
倉吉体育文化会館 大研修室
■参加者数
21名
■県側の出席者
知事、企画部長、総務部長、中部総合事務所長、他関係部局長 等
中部地区タウンミーティングでいただいた主なご意見は次のとおりです。
分野 |
主なご意見 |
【ひらく】 地域で・県外で・ 国外で新時代に向かって扉をひらく |
- 県民所得が向上しないと、スローライフ的な生活も難しい。県内産業の活性化が必要。
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【つながる】 様々な活動・力を つなげ、結集して、持続可能で、魅力 あふれる地域を創る
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- 鳥取県は、都会と比べて、テレビのチャンネルが少ない・夕刊が無いなどの情報格差があり、県外から移住するに当たってのネックとなっている。情報格差の解消が必要。
- 地域づくりを進めていくためには、市町村等の行政が入り込んでいくことが必要。
- 町村部は、商工業が疲弊し、高齢化も進んでいる。高齢者の買物の場所も無くなっている。町村部における商業施設を考えてほしい。
- 農村部の高齢者が生活情報等を簡単に取得できるよう、ケーブルテレビの活用が必要。
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【守る】 鳥取県の豊かな恵み・生活を守り、次代へつなぐ |
- 子どもに対する防犯・安全面の取組みについて、親の責任もあるが、地域・行政の関わりが重要。
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【楽しむ】 いきいきと楽しみながら充実した生活を送る |
- アーティスト等に鳥取県のPRをしていただくなど、今後、鳥取県をPRできる人材を育てることが必要。
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【支え合う】 お互いを認め、尊重して、支え合う |
- 親が外国人である場合、学校からの日々の連絡が親に伝わらないケースがある。対応が必要。
- 口・耳の不自由な方の社会参加には、コミュニケーションが大切。そのため、将来的にも安心して手話通訳を利用できるシステムをつくってほしい。手話通訳の養成を行う講師の育成も必要。
- AED(自動体外式除細動器)を、全ての市町村の施設に設置してほしい。
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【育む】 次代に向けて、鳥取県を支える「ひと」を育む |
- 地域運営型の学校の導入を強く希望。
- 地域教育の活性化には、地域と行政とのコラボレーション(協働・連携)が重要。
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【その他】 |
- 文章的に分かりやすい表現を使うことが重要。
- 人口減少に対し、具体的で強い対策が必要。
- 道州制に対する考え方について、県全体でどうなのか分からない。
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