(1)意見募集内容
「鳥取県の将来ビジョン骨子(案)」に対する意見
(2)意見募集期間
平成20年6月15日(日)~平成20年7月31日(木)
(3)周知・応募方法
ア 周知方法:新聞広告、県政だより(7月号)、報道機関への資料提供、ホームページ
イ 応募方法:郵便、ファクシミリ、電子メール、県民室・県民局・県立図書館の意見募集箱への投函
(4)応募件数
30件(12名)
次のご意見は、個別の要望であることから、将来ビジョンの策定作業とは別に処理すべきご意見と判断し、「県民の声」等の扱いとして担当課に送付しましたので回答を掲載します。
ご意見 |
回答 |
○東京便は満席も多く、採算のとれている路線と思われるが運賃割高である。特割運賃の改定を利用者の署名なども集めてもっと働きかけてほしい。 |
県としては、運賃の問題は、航空便の利便性向上策の中で最も重要なものの一つと考えており、これまでも経済団体、市町村等とともに、全日本空輸株式会社に対し繰り返し要望を行ってきています。 平成20年度は、官民で構成する鳥取空港の利用を促進する懇話会の活動として署名活動も行う予定であり、特割運賃の値下げ等が実現されるよう、引き続き全日本空輸株式会社に対し要望するなど利便性向上に取り組んでまいります。(交通政策課) |
○米子からは九州・大阪便がないので出雲空港を利用するしかないが、現利用客の調査を行い、飛行機に合わせて米子駅-出雲空港直行便を走らせるよう要請してはどうか。 |
米子駅から出雲空港行きの連絡バスは、路線を設定するのに見合う需要の問題などからこれまで運行されてきていないのが実情です。交通事業者等の関係者には路線の可能性について意向を確認したいと思いますが、米子駅からは、飛行機ダイヤに合わせて空港連絡バスが運行されている松江駅、出雲市駅まで多数列車が接続していますので、当面、出雲空港のご利用の際にはこれら既存の列車及び連絡バスの利用をお願いします。(交通政策課) |
○山陰新幹線を期待するより伯備線(特急やくも)の高速化が必要。1時間、せめて1時間半を目標に岡山と共同で働きかけてほしい。 |
現在の伯備線特急「やくも」は、岡山-出雲市間を約2時間50分弱で接続していますが、曲がりくねった谷あいを走るという伯備線の地形的制約から、現在以上に高速化するためには、伯備線を抜本的に改修する必要があります。 本県と島根県、岡山県の3県は、中国横断新幹線の段階的整備として、現在開発が進められているフリーゲージトレイン(車両の車輪幅を自動的に変換し、新幹線から在来線へ直接乗り入れが可能となる新型車両)の導入を目指して要望活動を続けていますが、これが実現した場合であっても、岡山-出雲市間が約2時間半と、約20分程度の時間短縮となる見込みです。 ご意見のような米子-岡山間の1時間~1時間半化を実現させるためには、やはり新幹線路線の新規整備が必要になりますが、実現の見通しがまったく立っていないのが現状です。(交通政策課) |
○放課後児童健全育成事業に関して、平成22年以降は250日以上開設しないと国庫補助が打ち切られるため、土曜の午前中等の小学校使用を検討してほしい。 |
国庫補助対象となる放課後児童クラブの開設日数要件等の問題については、以前から放課後子どもプラン推進委員会等でも議論されており、平成22年度以降においても地域の実情に応じて緩和することを、国に対して要望しているところです。 なお、学校開放については、放課後子ども教室推進事業や学校支援本部事業の推進という点においても各市町村にお勧めしているところです。貴市においても、引き続き教育委員会と話し合いをしていただきながら、住民のニーズに応じた子どもたちにとってより良い方策を講じていただきくようお願いします。(家庭・地域教育課・子育て支援総室室) |