日本脳炎の予防接種後に重い病気になった事例があったことをきっかけに、平成17年度から平成21年度まで、日本脳炎の予防接種のご案内を行いませんでした(いわゆる「積極的勧奨の差し控え」)。
その後新たなワクチンが開発され、現在は日本脳炎の予防接種を通常通り受けられるようになっています。
このため、平成7~18年度に生まれた方は、平成17~21年度に日本脳炎の予防接種を受ける機会を逃していることがありますので、母子健康手帳などをご確認いただくとともに、市町村からのご案内に沿って、接種を受けていただくようお願いします。
なお、平成7年4月2日~平成19年4月1日生まれの方は、6カ月~20歳未満の間、いつでも日本脳炎の定期予防接種を受けることができることになりました(平成23年5月20日から)。
また、平成19年4月2日~平成21年10月1日に生まれた方で、平成22年3月31日以前に、第1期の接種(計3回)を受ける機会を逃した方が、不足分の回数を予防接種法に基づいて接種できるようになりました(平成22年8月27日から)。接種が可能な対象年齢は、生後6月~90月(7歳6か月)までの方及び9歳以上13歳未満の方です。
この措置による接種スケジュールを
別紙(PDF:613KB)にお示しします。
なお、この接種スケジュールは、標準的なものとして例示しております。また、例示に該当しないケースも想定されますので、接種にあたっては、市町村の担当部署及び接種医と十分に相談した上で、行ってください。
各市町村連絡先
日本脳炎ウイルスは、ウイルスを持った蚊に刺されることにより感染します。戸外へ出るときには、できる限り長袖、長ズボンを身につける、防虫スプレーや防虫薬をこまめに使用する等、蚊に刺されないように注意しましょう。